2026年2月3日付で、Opticaの学術誌 Optical Materials Express誌に論文が掲載されました(Open Access).加えて、Editors’ Pick にも選出されました。
二酸化バナジウム(VO₂)は、光を照射することでフェムト秒という非常に短い時間スケールで物性が変化する材料です。これまで、この光誘起相転移に伴う光学特性の変化は主に反射率や透過率の観点から研究されてきましたが、光の位相がどのように変化するかを直接測定した例はほとんどありませんでした。本研究では、フェムト秒時間分解干渉計を開発し、光誘起相転移の過程で生じる光学位相の変化を直接観測しました。これにより、位相変化の大きさやその時間発展の様子を明らかにしました。今後は、超高速光スイッチなどへの応用を視野に入れつつ、研究を展開する予定です。

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